2019年09月29日 jetson nano で GW-450D2 を動かそうとして嵌った [長年日記]
_ jetson nano で GW-450D2 を動かそうとして嵌った
jetson nano の wifi まわりを弄る. ubuntu 18.04 が公式イメージということ
や, driver がある、ということになっているものっぽいのでまあ問題なく動作する
だろう、と思って作業してみるがどうも嵌る.
使用したのは PLANEX の, GW-450D2.
後で調べたが積んでいる石は MediaLink の MT7610 なるものらしい.
一応 Linux driver で検索すると PLANEX 公式でノーサポートという形式のドライバ
と手順と称するものが
https://www.planex.co.jp/articles/RaspberryPi_GW-450D/
で出てくる.
正直, 全く調べないで購入したのだが大昔じゃあるまいし, 最近の Linux で動作
しない、ってないだろう、とか, 千石電商で raspberry pi とかの展示の横に
あるからきっとメジャーなんだよね, ということで見切り発射.
なんというか, jetson nano のケーブルを一本でも削りたいが, 今時 wifi
ついていないってのはどうよ、ということで ether を削るためだったのだが
本題でないのにつまずく.
どうも, insmod -> /etc/Wireless/RTAXXX という形で参照して wpa_supplicant
にお世話になる、という形のように見える.
link の先のコードそのものでは build が通らないので, 適当に warning 関連と
kuid_t/kgid_t あたりを弄って build を通すが, どうも insmod に成功しても
動作しない、という奇妙な状況に悩まされる.
iwconfig で wireless extentions は見えるので wireless の if としては
という状態なのだが, wpa_supplicant 単体で読んでも何故か UP しない.
ログから, /etc/Wireless の問題かとか思いながら, code を斜めにみるが
どうにもこのコードが古い.
Readme がメンテされないのはまあいいとして, 2.x とか RTL とか書いてある.
RTL はおそらく石が RTL 8X あたりと互換しているからではないか、と思うがk
kuid_t とかはあきらかに大昔のカーネルを相手にしている、と思われ.
結局,
https://beautifulajax.dip.jp/?p=1184
が答になった. 要するに, planex のドライバが大昔のもので既に手をいれて直して
くれている人がいたらしいのでこちらを拝借.
build して入れたらあっさり動作する.
ちょっと力が抜けた. ドライバの diff はそのうち気力があるときに見ることにして
日曜なので一杯ひっかけにいくことにする.
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